外国人目線に立つことからはじめる-物販編-

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海外進出するにあたって第一に考えなければならないことは、外国人目線に立つことです。
これは、個人であっても企業であっても、国内であっても海外であっても、すべての事業に共通することで、お客様目線と言われる基本的なマーケティングの概念です。

マーケティングに関する考え方は、どこからでもたくさん得ることができますし本もたくさん出版されています。
ですのでここでは一般論を詳しく書くつもりはありません。

ここでは、自分の体験を元に自分で感じた考察を記事にしたいと思います。

marketing2

例えば、日本製のデジタルカメラは海外でとても人気があり需要があります。
輸出事業をしていてもたくさんの取引依頼が入ってきます。

しかしここで、安易に何でもかんでも取引をすればいいというものでもありません。
相手の目線になって、外国人の目線になって考えなければ失敗をすることになります。

EXZR1100

画像は、とても人気のあるカシオのデジタルカメラですが、日本でこのカメラを購入するともちろん日本語のマニュアルがついてきます。

しかし使用するのが外国人の場合、日本語のマニュアルをもらっても意味がありません。
すばらしい品質のデジタルカメラの価値は一気に0になってしまいます。

ただ、以前から海外進出をしているメーカーのカシオはすばらしく、グローバルサイトをしっかり用意しています。
他言語のマニュアルを取得できるよう対応しているのです。

 

CASIO WORLDWIDE
casio1

また、ここからは実際に輸出事業をしていないと気付かなかったことなのですが、更に深く利用者の目線に立つと、自国の言語のマニュアルがあればいいという問題でもありませんでした。

製品本体の液晶のメニューなどの言語も、日本語以外の言語に切り替え対応していないと価値が半減してしまうのです。

デジタルカメラの用途は主に出先での撮影であって、自宅で使うことがメインではないので本体の言語も変換できないととても不便だからです。

しかしその点もカシオはすでに対応していて、デジタルカメラ本体の設定で言語切り替えが可能となっています。

 

Panasonic Global
panasonic

次に、カシオ以外のメーカーでいうと、ソニーやパナソニックの日本製の家電も海外需要はとても高いです。

しかしカシオと比較すると、言語対応を含めた海外展開に対して少し積極性が低く、徹底していません。

特にパナソニックはその点かなり遅く、すべての製品が一切海外対応していないという状態でした。

とてももったいないなと思い、何度も海外対応した方がいいとサポートと話したのを覚えています。

そして最近ふとパナソニックを検索してみると、グローバルサイトが立ち上がっていたので、もしかすると今後力を入れて改善していくのかもしれません。

以前は上記パナソニックグローバルサイトは存在しませんでした。

 

zelda

次に家電製品以外で見てみます。

海外に人気のあるフィギュア関連はすべては視覚で決まるので、人気の出る商品さえ生み出してしまえば海外進出の障壁はとても小さいと言えます。

なのにこの分野は、ベンチャー企業の中には海外進出している企業が数社あるものの、まだまだ開拓しきれておらず、未開拓の巨大マーケットです。

 

今回は物販編なので、すべてモノに価値が発生している例をあげていますが、基本的にメーカーの位置を目指すのであれば、良質な製品を考案できればあとはどうとでもなることが多いです。

ただメーカーになる場合、ある程度の大きな資本力が必要であり、個人で参入するにはリスクを伴います。

マーケティングというとたくさんの難しそうな話がありますが、利用者の目線に立つことを忘れずに最優先に考えることさえ意識してスタートすれば、まずは十分だと私は考えています。

逆に、価値を提供できなくなったらそこで終了です。
液晶テレビの発明によってブラウン管のテレビが廃れていったのと同じことです。

 

この点をふまえて、次回『情報発信編』でも私なりの解釈を記事にしたいと思います。

一般的ではないことも書いてあるかもしれませんが、「共感」できる方は参考にしてもらえればと思います。

 

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