外国人目線に立つことからはじめる-世界発信編-

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以前、何か新しいことをやる場合は必ず相手の目線に立つということを書きました。

それがすべての基本であり、世界に発信していく場合であれば外国人目線のサービスを展開しなければいけません。

今回の記事では、核となる世界発信について私なりの考えを書いていこうと思います。
考え方は人それぞれですので、共感できる方がいればうれしいです。

 

1.上流・下流の概念

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まず絶対に持っておかなければいけないものとして、『上流』『下流』の概念があります。

物事には必ず上流と下流があるのですが、今回は世界発信編ということなので、オンライン上の情報に置き換えて考えてみます。

例えば、IT関連の情報はアメリカが最先端であり上流です。
日本は一部の人々以外は完全に下流になります。

映画関係であれば、これもハリウッドのあるアメリカが上流です。

ファッションの情報でいえば、パリがある欧州圏が上流です。

では日本の上流は何か考えると、「良質な製品を作り出せるモノ作りの文化」や「ユネスコ無形文化遺産にも登録された和食文化」「アニメや漫画などのサブカルチャー」「神社やお寺、侍などの古い歴史」「とても真面目で親切な日本人」などが存在します。

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画像は生物濃縮の縮図なのですが、まったくこれと同じことが上流・下流の概念にも当てはまるのです。
人々は上流の情報を参考にしたりお手本にします。上流へ上流へ人は集まり、濃縮されていくのです。

ですので海外へ発信するにあたり、ただ闇雲に題材を選ぶのではなく、日本が上流のものをしっかりと選択・選別し発信していくのが重要です。

例えば世界的に上流である日本のアニメで考えると、アニメの情報を日本人が発信することにより、世界がその情報に集まり参考にします。

これが上流・下流の考え方で、海外に発信することの意味ができ、価値が生まれます。

価値が生まれればどんどん人が集まり、個人でも世界に進出していける大きな足がかりになるのです。

やはり考えなくてはいけないことは、関わる人すべてにプラスが生じ、関わる人すべてが楽しく人生を歩めることだと思いますので、まず外国人目線に立つことは最重要で必須の条件だと私は考えています。

 

 

2.価値は人それぞれで変化する

それではどういった内容を世界へ発信していくのが良いのかを考えてみます。

上流・下流の考え方から、日本が上流である分野から選んでいくということがわかったと思うので、大カテゴリーはもう大丈夫なはずです。

世界のグローバル化により、すでにたくさんの外国人が日本に興味を持ってくれている現在、いま需要のある情報はその次のステップにある情報になります。

 

2-1.寿司(sushi)sushi2

例えば、寿司(sushi)を知らない外国人は以前と比べればかなり少なくなっているでしょう。
また、もし寿司の存在を知らない外国人がいたとしても、そのうち今世界に公開されている寿司の情報にたどり着くと思います。

ただ、寿司の食べ方を知っているかどうかというと、知っている外国人は一気に少なくなります。

シャリに醤油をつけてしまい、ビタビタにして食べてしまう外国人もいます。
ガリの役割が口直しだということを知らない外国人もいます。

その結果、海外には新しいスタイルの寿司が出てきたり、新しい食べ方が出てきたりしています。
外国流の新しい寿司文化になっていることも少なくありません。

世界がMIXした新しい文化になることはとてもすばらしいことなので否定しているのではなく、本来の作法や情報を求める外国人がいることも事実で、需要が大きくあるということを伝えたいのです。

さらに深い情報を提供することにより、違った視点から日本に興味を持ってもらえます。

 

外国人目線では寿司(sushi)はこう見えている↓

(0:18~)
今では海外にも寿司屋がたくさんでき、外国人が気軽に寿司を食べられる環境が整ってきています。

(1:29~)
海外の巻物の具はちょっとアレンジされています。
外国の食べ物とMIXされて新しい食文化が形成されているのです。

(1:55~)
外国人にとって、寿司と刺身の正式な違いは説明しないとわからないのかもしれません。

(2:06~)
寿司とおにぎりがとても似ているということは日本人ではあまり考えないかもしれません。
言われてみてはじめて、とても似ていることに気付きます。
まさに外国人の目線です。
「ライスボールでございます!笑」

人によって(外国人目線)情報の価値が変化することがわかるとてもおもしろい動画です。
日本人であれば常識的な内容が、受け取る人によって一気に価値あるものに変わっています。

 

 

2-2.食券システムmatsuya

日本のファーストフード店では一般的になっている食券システムですが、海外ではとても珍しい存在です。

日本のファーストフードのおいしさやコストパフォーマンスは、オンライン上でもすでに評判が高いです。
しかし、例えばおいしい牛丼の存在は知っている外国人も、食券システムについては日本に来日してはじめて知ることも少なくありません。

これが次のステップにある、価値のあるリアルな情報です。
最近では食券システムについて書いている記事もやっと多くなってきて、見かける機会も増えてきました。

 

外国人が食券システムの仕組みを紹介↓

この動画は外国人からするととても価値のある動画になっていることでしょう。
視聴する人によって価値が変化する良い例です。

 

 

3.個人の価値を付け足す

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ステップ1と2で、上流の情報を、さらに深い部分や日本の日常を意識して世界に発信すると良いということを感じとってもらえたと思います。

ただ一番重要なのは、ステップ3の「個人の価値を付け足す」ということで、これが今の時代では必要とされています。

例えば、インターネットの普及によりパソコンさえあれば場所を選ばず、1人でどんな作業もできる時代になっていますが、IT最先端アメリカGoogleのエリック・シュミット会長は、2014/11/04に来日した際記者会見でこんなコメントを残しています。

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2014/11/04

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2014/11/04

 

特に2つ目の「在宅勤務はアリ?ナシ?」という内容について、私も同じ意見です。

インターネットというのは便利なツールであって、根底にある人間の関わりをなくしてしまう(対面をなくす)とすべて終わると思うからです。

場所を共有し、同じ空間に一緒に存在するということは、意思や目的、達成感の共有を円滑に行う上でとても重要で、これを取り除いてしまうと最終的にトラブルとなったり、せっかく便利であるインターネットを利用しているのに非効率なコミュニケーションをとっていたという場合も珍しくありません。

実際私も何度もそういった場面を見てきています。

 

何が伝えたかったのかというと、以前から記事に書いている内容でインターネットの普及によってたくさんのことが便利になったが、その背景には必ず人が存在するということ。
過去記事参照 ⇒ 海外から世界に1つしかないアイテムを手に入れる

最終的に重要となるのは信頼であり、今よりもさらにたくさんの人たちがリアルなつながりに発展していくと私は考えています。

世界に情報を発信する際にもこれは同様で、個人の価値をどれだけ付け足せるかにかかっていると言えます。

個人の価値を付け足す(人柄や信頼、楽しさなど)ことができれば、たとえ同じ情報を発信していたとしても他の発信者と差別化できます。

まだまだ形になっていませんが、自分の思考を形にして、公式に発表できる日をはやく迎えられるよう楽しみながら進んでみようと思います。

 

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