【Japan Post】 国際発送に困らないようになる-基礎編-

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インターネットを使ったオンライン上のやり取りが容易に行えるのであれば、必ずリアルも発生します。
リアルというのは、対面でのコミュニケーションや実際のモノのやり取りを指しています。
特に今回はその中でも、海外との個人間の物流についてご紹介します。

物流量がそれほど多くない個人間の海外発送であれば、日本郵便の国際発送を利用してモノを海外へ送り出します。

今回記載する「発送方法別の利用方法」を知っておくと、海外に住む友人に対して荷物を送る際にも困らず応用することができますのでぜひ参考にしてください。

内容としては、実際の体験を元に、より現場・リアルに近い情報を記載しています。

 

Japan Post (日本郵便)
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発送方法別の利用方法

みなさんが日常よく利用している日本国内の発送では、基本的に荷物の大きさで送料が決まることが多いですが、今回記載している日本郵便の国際発送は、重量(kg)によって送料が決まります。

荷物の大きさに制限やしばりはあるものの、基本的には荷物が大きかろうが小さかろうが、重さが重くなれば送料が高くなり軽くなれば送料が安くなると認識しておいてください。

 

1.EMS

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EMS発送は日本郵便の国際発送の中でも最上ランクに位置する発送方法です。
発送にかかる費用は少し高くつきますが、海外宛先に到着する日数がとても短く、また商品紛失や破損に伴う補償を付帯させることができるのでかなりの安心感があります。

また、海外発送では永遠につきまとうであろう税関についても、経験上他の発送方法よりも通過しやすいので、税関での滞留に伴う遅延を防ぐ効果も期待できます。

 

1-1.到着日数

EMS発送は全世界に3-10日で荷物を到着させることが可能です。
少し大きく幅を持たせましたが、特に問題なくスムーズに輸送されれば通常5日程度で荷物が宛先に届きます。

しかし注意しなければいけないのはEMS発送できない地域があることです。
比較的よく遭遇する発送できない地域は、アメリカの軍事基地です。
アメリカの軍事基地は住所表記でAPO,FPOを含みます。この表記を見かけたら注意をしてください。

また、こちらでEMS発送ができない地域を調べることができますので、発送前には確認してから送り出した方がより安心だと思います。
⇒ EMS取り扱い国・地域一覧

 

1-2.発送料金

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EMS料金表 

上記料金表を参照してください。
最大重量30kgまでの荷物を海外へ送ることが可能です。

料金の最小区切りは300gです。50gでも299gでも料金は300gの料金となります。
例えばアメリカに1.1kgの荷物を送る場合、第2地帯の北米地域の欄1.25kgの料金(2800円)となります。

 

1-3.追跡サービス

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実際の追跡結果画像 2013/12/11

 

EMS発送には追加料金なしで追跡サービスが付属しています。
いま荷物がどこにあるのか随時WEB上で確認をすることができます。

例)EMS追跡番号:EG123456789JP

これからご紹介する他の発送方法にも追跡を付属させることができますが、安い発送方法を選んだ場合追加料金を支払ってせっかく追跡を付属させても、宛先国に入国後に追跡できなくなるケースが珍しくありません。これが現場の状況です。

しかしEMSは、非常に特別扱いされている国際発送方法ですので、今までの経験上追跡ができなくなったことはたったの1度しかありません。

 

1-4.損害賠償制度

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EMS発送は安心の損害賠償制度がスタンダードで付属しています。
通常、特に追加料金を支払わない状態(送料のみ支払った状態)で2万円までの補償が受けられます。
受け取れる金額は、荷物の中に入れる内容物金額と同額となります。⇒(後日説明します)

 

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また、2万円以上の補償を受けたい場合は、追加で料金を支払えば最大200万円まで補償を受けることができます。

 

1-5.サイズ制限

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EMSのサイズ制限についてはほぼ気にする必要はありません。
かなり大きなサイズでないと制限にひっかかることはないからです。

重量制限と一緒にこちらで確認することができます。
⇒ 大きさ・重量制限一覧表

 

1-6.おまけ

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国際発送のEMSの利用に限ってなのですが、無料でクッション付き封筒をもらえます。
かなりしっかりしているいろいろなバージョンの封筒をもらえますので、ぜひ利用してください。

 

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海外発送をしていると慣れてしまうのですが、破損などは当たり前です。
上記は実際の破損画像です。

しっかりした梱包を心がけてください。

 

 

2.国際eパケット

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eパケットは簡単に言ってしまえば、1.EMSと3.SAL便の中間のような発送方法です。
一定の条件をクリアすれば、それなりに速く到着させることができ、それなりに送料を抑えることができるます。
うまく使うとかなりお得な海外発送方法と言えます。

 

2-1.到着日数

eパケットは通常、7-15日で海外宛先に荷物を到着させることが可能です。
体験からだいたい10日あれば到着します。
日本郵便国際発送の中で2番目に位置する発送方法ですが、EMS発送よりも安定感は劣るので頭に入れておいてください。

 

2-2.発送料金

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eパケット料金表

上記料金表を参照してください。
最大重量2.0kg以下の荷物を海外へ送ることができます。 ⇒ 2-6.サイズ制限参照

 

2-3.利用条件

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eパケットはオンラインシッピングツールの利用が必須条件となります。
オンラインシッピングツールというのは、国際郵便マイページサービスに登録後使用できるオンライン上の宛名作成ツールです。

作成した宛名を印刷したら専用のパウチに入れて荷物に貼り付けます。
この専用パウチも必須となりますので、国際郵便マイページサービス登録後に専用パウチを取り寄せておいてください。

 

2-4.追跡サービス

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実際の追跡不可画像 2013/12/11

 

EMS発送同様、eパケットにも追跡サービスがスタンダードで含まれていますので、送料表の料金に追加料金無しで荷物を追跡することができます。

例)eパケット追跡番号:RR123456789JP

EMSの強力な追跡力と違い、eパケットでは稀に追跡できないこともあります。
基本的に、海外へのゲートである国際交換局までは追跡できますが、宛先国に荷物が入国した後は相手国次第になるケースがあります。

 

2-5.損害賠償制度

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EMS発送同様、eパケットにも補償がスタンダードで含まれていますので、料金表の料金に追加料金無しで補償を受けることができます。

ただEMSのように高額な金額は補償してくれません。
eパケットの場合、補償額の上限は6000円までです。

 

2-6.サイズ制限

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eパケットは小型包装物扱いの国際郵便に属します。
ですので、大きさは荷物の3辺(縦+横+高さ)の合計が90cm以内かつ荷物の重さが2kg以内でないと発送できません。 

 

 

3.SAL便(エコノミー航空便)

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SAL便は到着日数はかかるものの、かなり安価に国際発送をすることができる発送手段です。
到着期限に余裕のある荷物については、SAL便を利用すると良いと思います。

 

3-1.到着日数

SAL便は通常、14-28日で海外宛先に荷物を到着させることが可能です。
体験から平均21日くらいで到着します。

到着にかなり時間がかかるのは、画像のように陸路の部分が船便扱いになるからです。
船便は優先度が下がるため到着に時間がかかります。

 

3-2.発送料金

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小型包装物扱い(荷物の3辺合計が90cm以内かつ荷物の重さが2kg以内が条件)にすることで、上記料金表の送料で海外に荷物を送ることができます。

また上記値段に+410円を追加することにより、これから説明する3-3.3-4.の追跡サービスと損害賠償制度をオプションとして追加することができます。

小型包装物の条件に収まらないような大きい荷物をSAL便で発送すると、EMSよりも高額な送料を取られる逆転現象が起こることがありますので注意してください。

※小型包装物の条件に収まらないような大きい荷物をSAL便で発送する
⇒ 国際小包郵便の区分に分類されてしまいます。

 

3-3.追跡サービス

SAL便の場合、EMSやeパケットと違ってスタンダードに追跡サービスは含まれていません。
+410円を支払うことによりオプションとして追加することができます。

例)SAL便追跡番号:RR123456789JP

SAL便は安価な発送方法なので、宛先国により追跡不可となる場合も多いので注意してください。
体験上、15%くらいの割合で荷物の追跡ができない場合があります。
オーストラリア、グリーンランド、デンマーク、ドイツ、ノルウェー、ハンガリー、フィンランド、ポーランドなどは追跡不可国です。

 

3-4.損害賠償制度

+410円で追跡オプションを付けると、同時に損害賠償補償オプションもついてきます。
eパケット同様、補償の上限額は6000円までです。

SAL便は追跡できない場合があると記載しましたが、追跡が外れてしまったとしても、もし荷物が紛失してしまったり破損してしまった場合には、補償は受けることができます。

+410円を支払っていれば損害賠償制度は有効です。

 

3-5.サイズ制限

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上記は小型包装物扱いになるための条件です。
この条件であれば、小型包装物SAL便としてかなり安価な送料で国際発送をすることが可能です。

これ以上のサイズの荷物は国際小包郵便扱いとなるため、たとえ安価な発送方法であるSAL便を選択したとしても、EMSなどより送料が高くつくことがあります。
国際郵便料金表まとめ

 

まとめ
この他にも航空便や船便がありますが、今回紹介した3つの発送方法を利用できれば国際発送については十分です。

【安定感】
EMS>eパケット>SAL便

【到着までの速さ】
EMS>eパケット>SAL便

【送料のお得度】
SAL便>eパケット>EMS

【追跡力】
EMS>eパケット>SAL便

【補償金額】
EMS>eパケット=SAL便

 

 

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