海外取引をしているとありとあらゆる国籍の人と接触を持つ機会があります。
ここでおもしろいのは、国により性格や興味を持つ事柄が違うということです。
このようなことは当たり前なことなのですが、とても顕著に出ていておもしろかったのでご紹介します。
USA(アメリカ)
多種多様な民族が入り混じっている国だけあって一概に表現することができないが、とても陽気でポジティブな性格の人が多い。感情表現力が豊かで、コミュニケーションが大好き。ただその反面、起訴大国で有名なように間違っていることに対しては全力で否定してくる。これも感情表現力が強いことの現われで、自由の国を象徴している。オールジャンルのモノに興味を示し購買意欲がとても高い。しかし返品率も非常に高い。パーティーに出席するためにドレスを購入し、値段タグをつけたまま出席、パーティー終了後使用済みを即返品なんてことは日常茶飯事なのは有名な話。
麦わら帽子をかぶった右側のアメリカ人の女性が、「日本に行きたいですか?」とインタビューをされ、はっきり「No」というのがとても印象的。意思をはっきり伝える、違うと思ったことはしっかり否定している。
CA(カナダ)
アメリカに隣接する国カナダ。とても親切な人が多く、日本への関心も非常に高い。日本人に対して理解があるのか、礼儀正しくとても謙虚で、今までトラブルになったことがない。主要言語は英語であるが(一部フランス語)、こちらが英語を理解できない場面があると簡単な英語で合わせてくれることが多い。返品などもアメリカに比べて極端に少ない。
日本が大好きなカナダ人の動画。とても有名な日本在住カナダ人。
UK(イギリス)
貴族の民族からきているのか少しお堅い部分が見られることが多い。ユニークというよりも理論的で冷静。ただ喜怒哀楽の「怒」の部分が強いわけではない。主要言語は英語だが、イギリス英語と言われるようにアメリカで使われている英語とは異なる部分も多い。アメリカ人に対して使う英語表現を使うと不機嫌にさせてしまうことがあるため、かなり気を使ってコミュニケーションをとっていたのを思い出す。フレンドリーな表現よりも、定型分の方が好まれる印象。
FR(フランス)
楽しいことが大好き。今回の記事でご紹介する国の中で、最も日本に興味を持っているような印象を受ける。特に日本のサブカルチャーである「アニメ」「漫画」「オタク」などに興味が注がれている。またファッションの聖地パリがある国だけあって、「きゃりーぱみゅぱみゅ」や「Perfume(パフューム)」がとても人気が高い。どちらのアーティストもファッション感覚や表現方法が欧州よりであるのが理由だと思われる。公用語はフランス語であるが、日本のアニメの Blu-ray や DVD を視聴したいがために、日本語を学ぶフランス人が近年急増している。
フランス人はかわいいコスプレが大好き。「Japan Expo(ジャパンエキスポ)」は海外でも大きな反響を呼んでいるイベント。
DE(ドイツ)
お堅い感じが強い。今までの経験上、ビジネスコミュニケーションしか取ったことがないほど。近年日本では若者を中心に、国民性・コミュニケーションが友好的になってきているが、少し前までは日本もお堅い感じが強い民族だった。その時期の日本の国民性にとても似ている印象を受ける。興味を持つモノに関してもアメリカ・フランスと違いサブカルチャーに強く興味は示さず、どちらかというと世界に誇る日本の主要メーカー(ソニー、パナソニックなど)の製品を好む傾向がある。良いサービスをしようと連絡をしても応答がないことが多く困った覚えが多々ある。
IT(イタリア)
ものすごくコミュニケーション能力が高い。今回登場している国の中で一番かもしれない。わかりやすい有名人でいうとパンツェッタ・ジローラモがいる。また、私のブログの中で紹介した「I love takoyaki !!」はイタリア人によるエピソード。こちらがコミュニケーションをとらなくても、勝手にイタリア人の方からぐいぐいくることも日常茶飯事。
※記事参照⇒ I love Takoyaki !!
イタリア人コスプレイヤーの「ユリコタイガー」。最近テレビなどにも出演していることがあった。
今回の内容はあくまでも私の体験からの個人的見解ですが、大きく的外れなことを言っているわけではないと思っています。
日本のことが好きな外国人がこれだけいるということは、日本人としてとてもうれしいことであり、また需要があるところには人が集まってきます。
自国日本の文化を世界に送り出すというニュアンスが少しでも伝わってもらえると、私もとてもうれしいです。
<<YouTube関連記事>>
YouTubeで2014年を振り返ろう!-総集編-
⇒ 「YouTube Rewind 2014」 の日本勢と最後にちょっと感動!
YouTube再生回数1億回突破!動画
⇒ 海外おもしろ動画
コメントを残す